またまたカーオーディオのパワーアンプを修理しました!
すみません、またアンプです(汗)
今回のアンプはエクスタント 202mと言う50W×2chのコンパクトなアンプです
先日エクスタントのアンプの修理を依頼されて4台まとめて見た訳なのですが、
その修理をやった事で2年ほど前に某オークションで故障品のジャンクアンプを
¥3,500円で購入したまま手付かずで放置されているのを思い出しました
当時の定価は¥98,000円(税別)と相当な金額の高級アンプですが、ジャンク品だと安いですね(笑)
筺体を分解しながら動作確認してみる事にしてみました
アンプの状態はバリバリノイズが出てヒューズが切れると言う事でしたが、
実際見てみるとヒューズが切れる件は電源端子が筐体にめり込んでおり
ハンダを外して端子板の金属部をきちんとした形に曲げ直すと、取り付けネジが
きちんとした正規の位置に来て、ネジが筐体とショートする事もなくなって直りました
次にバリバリノイズはハンダクラックができていた事とゲインボリュームのガリだったので
ハンダ割れを再ハンダで直して
ゲインボリュームも接点復活剤を注入してグリグリ動かしてみるととてもきれいな音が
出る様になりました
安定化電源を使っていつものテスト装置で試聴をしていると突然「キーン」と言う高周波ノイズが
鳴り始めてしまいましたorz
アンプが発振しているのかと思いいろいろ調べてみましたが、なんと「キーン」音は
スピーカーからではなくアンプ本体からの音だったのです
さらに調べるとこのアンプの電源部のトロイダルトランスがコイル鳴きをしていると言う事が
分かりました
今回は普通の瞬間接着剤、アロンアルファでコイルをコアにしっかり貼り付けて対策します
あまり違いが分かりませんが対策後の写真です
動作確認をすると今度はバッチリです
トロイダルトランスのコアに指で触っても「キーン」と言う不快な音は出なくなりました
今回も比較的簡単に直ってとても良かったです
遊べるアンプの手持ちがまた増えました(笑)
まだ修理を頼まれているアンプはありますので、今後も頑張って修理したいと思います